宇都宮内科医院 | 日記 | 1月のインフルエンザの患者さんの受診状況
2013/02/01
1月のインフルエンザの患者さんの受診状況
今日から2月に入りましたので1月のインフルエンザの受診状況を
まとめました。
1月5日から1月31日の当院のインフルエンザの受診者数は一日
あたり6.5人でした。ほとんどが通常のA型インフルエンザでし
たが、B型インフルエンザが2名、新型インフルエンザ(H1N1
2009)が1名いらっしゃいました。
薬剤の使用状況はタミフルカプセルが53.5%、タミフル粉末が
6.2%(すなわち小児)、リレンザが31.9%、イナビル4.
2%(単回型吸入剤)、ラピアクタ4.2%(点滴)でした。タミ
フルがおよそ6割を占め「インフルエンザ=タミフル」がかなり浸
透しているようです。日本人にはなじみが薄い吸入薬のリレンザが
3割以上と健闘しています。10代ではタミフルを原則として用い
ないことになっているため10代がリレンザに流れたことと、その
おかげでリレンザの効果が認識されたため増えたのだと思います。
インフルエンザはまだ流行が続いています。うがい、手洗いを励行
して予防してください。ひとごみではマスクも有効です。
なおインフルエンザ予防に花粉症マスクは目があらいのであまり役
に立ちません。マスクの2枚重ねは呼吸の抵抗が増えるのでマスク
の端のすきまから濾過されない空気が直接流れ込むことになり逆効
果です。ご注意ください。
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